教会文庫紹介

2025年9月29日

軽井沢教会は毎月第1日曜日の午後1時から3時まで教会文庫を行っています。

 日本での文庫活動は1950年代に母親たちの手によって始まりました。こどもたちが本に触れられる場や機会を提供するために、母たちは自宅を開放したのだそうです。

わたしが文庫活動を知ったのは大学時代。教会の方が自宅で行っていました。その方のご自宅は古い洋風のお家で、本棚だけでなく廊下まで本がはみ出し、まるで魔女の家のようでした。読み聞かせの時は、「お話の火」と言って、儀式のような手つきでローソクに火を灯します。光を受けたこどもたちの目が輝き、お話の世界に引き込まれたことが伝わってきました。お家でも、学校でも、図書館でもない場。だからこそ、新しい本との出会い方ができるのでしょう。

軽井沢教会の文庫活動は、礼拝堂で行っています。神様のお家で、すてきな本との出会いが生まれますように。お話との出会いが心の世界を柔らかく広げてくれるはずです。ぜひ足をお運びください。

この日は絵本をテーマにしたパッチワークの展示もありました。
この日は100かいだてのいえの読み聞かせを行いました。
ページをつないで100ページの絵本
読み聞かせをしました。
毎月第一日曜日に開催しています。